<uturano>ウトゥラノ2025
商品仕様
[プレート]
材質 美濃焼(食洗機・電子レンジ対応)
サイズ 丼ぶり(φ186mm × H102mm)(3種類)
小皿(φ106mm × H15mm)(3種類)
大皿(φ236mm × H25mm)(1種類)
ボウル(深)(φ140mm × H83mm)(1種類)
ボウル(浅)(φ161mm × H67mm)(1種類)
描画 西山 涼/平村太幹/岡本朋也(二風谷民芸組合)
昨年度に続き3名の若手工芸作家による「<uturano>ウトゥラノ」コレクション第二弾を発表。今回は異なるサイズ感やデザインの器を展開、特に丼ぶりなど、二風谷アイヌクラフトの商品開発では初の深めの器に取り組みました。
ウトゥラノは、アイヌ語で「一緒に」を意味します。ご家庭での日常づかいはもちろん、飲食店のみなさまにもこのアイヌ文様の器をご利用いただけるとうれしいです。
それぞれの工芸作家がデザインした器については、こちらのお知らせページをご覧ください。
また、このシリーズのデザインについてのコメントは、昨年度のこちらのページをご覧ください。
プロフィール

西山 涼
アイヌ工芸作家/1996年平取町振内生まれ22歳までアイヌ工芸とは異なる仕事をしてきたが、所属する平取町アイヌ協会青年部などの諸先輩から誘いを受けたことで、2020年4月に株式会社平取町アイヌ文化振興公社の立ち上げと同時に入社。2021年から同社平取地域イオル再生事業職員としてアイヌ文化の伝承活動に従事。元来ものづくりが好きだったこともあり、この体験がきっかけとなって木彫作品の製作を開始。二風谷の先人たちの作品で描かれている伝統的な文様を参考にしながら、自分らしさを表現できるような作品を心掛けている。二風谷民芸組合所属。

平村 太幹
アイヌ工芸作家/1997年平取町本町生まれ父の大工仕事を手伝う中でものづくりに親しむ子ども時代を過ごす。2020年に株式会社平取町アイヌ文化振興公社に就職し、アイヌ文化の伝承活動に従事する傍ら、父製作の小屋で木彫を楽しんでいる。イタの製作ではオリジナリティに偏り過ぎず、伝統文様を尊重したデザインを心掛け、将来の目標は木彫作家として独り立ちをすること。初めてアイヌ文化に触れる人に興味を持ってもらえるような作品を目指している。二風谷民芸組合所属。

岡本 朋也
アイヌ工芸作家/1997年北海道浦河郡浦河町生まれ父方の家系は様似町にルーツを持つアイヌ。幼少期からものづくりを好み、アイヌ語や舞踊を学び、2020年からの3年間は平取町アイヌ工芸伝承館ウレシパで「伝承者育成事業」5期生として、織物などとともに、アイヌ文様の描き方や木彫の基本を学んだ。2023年4月からは本格的に木彫に専念、独り立ちを目標に活動している。ラムラムノカ(ウロコ彫り)の正確性や、彫りの無い空間を意識して製作している。二風谷民芸組合所属。