i-sapte tableware collection 2022

商品仕様

隠鉢 φ8.6×H6cm 筒形  
盛台 φ17×H3.2cm    
平皿 W18.8×D9.5×H1.65cm
扇皿 サラニㇷ゚ W9.5×D18.1×H1.65cm
扇皿 アオトラ  W9.5×D18.1×H1.65cm
豆皿 丸  φ8.8×H1.3cm
豆皿 角  W8.6×D8.6×H1.3cm
カトラリーレスト シ/モレウ W9×D4×H0.2cm(2個セット)

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プロダクトデザインはJUNKO KOSHINO(株)鈴木順之氏が担当。

JUNKO KOSHINOのデザインコンセプトである”対極”(※)における「丸」(自然や地球、宇宙という完全なる創造物を象徴する)と「角」(人間が理論に基づきつくり出す合理的なものを象徴する)を用いて、木を主な材料とするアイヌ工芸と錫でつくる能作の鋳物を対極と捉えました。
異なる2つの文化をこのコンセプトで結ぶことにより、唯一無二のデザインをテーブルウェアで表現しています。
(※)2つの異質なものが相反しながらも融合することで生み成す美しさ

二風谷の若手アイヌ工芸作家二人による手彫りの風合いと、創業107年の老舗鋳物メーカー 能作の技が光る全9アイテム。
手彫りで施されたアイヌ文様をはじめ、アイヌの民具であるメノコイタ、二風谷アイヌの代表的工芸品 二風谷アットゥの原料となるオヒョウの木の皮を編んで作られるサラニや、平取町二風谷の名産「アオトラ石」の表情をそれぞれのデザインに施しています。

また、ラインナップには伝統的工芸品 二風谷イタの大きな特徴の一つとなる、魚の鱗を模した「ラノカ」をグラフィカルに表現したアイテムも。

二風谷アイヌクラフトの新たなコレクションを
楽しい「おもてなし」のシーンで
多くの皆様にお楽しみいただけますように。

プロフィール


   

株式会社 能作

⚫ 1916(大正5)年、高岡市の伝統産業である鋳物メーカーとして創業。
⚫ 仏具・茶道具・花器が主力だったが、2001(平成13)年に東京原宿で開催さ れた展示会「鈴・林・燐」に出展した真鍮製ベルが注目を集める。
⚫ 真鍮製ベルを取り扱ったショップの販売員のアドバイスにより、短冊をつけて風鈴にしたところ大ヒット。
⚫ 現在主力となっている錫製品も、販売員のアドバイスをきっかけに商品開発を行い、生まれたもの。
⚫ 錫100%製品の加工は技術的に難しいが、「曲がるなら曲がる食器をつくろう」というアイデアで、能作を代表する錫製品が誕生。
⚫ 2017(平成29)年に新社屋を完成させ、工場見学・鋳物製作体験・カフェ・ショップ・観光情報コーナーを備えた産業観光を推進。
⚫ 現在、国内外に13店舗の直営店を有し、伝統工芸産業の成長モデルとしてメディアにも多く取り上げられ、全国的な知名度も高い。
⚫ 日本政策投資銀行「伝統ものづくり産業活性化調査」における伝統的工芸品の10の成長事例のひとつとなっている。

川奈野 利也

アイヌ工芸作家/平取町長知内出身
平取町生まれ。2008年より公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(*)の平取地域イオル再生事業職員としてアイヌ文化の伝承活動に従事。
二風谷民芸組合に所属し、若手作家としてアイヌ伝統工芸の作品づくりに取り組む。2020年に北海道アイヌ協会主催「北海道アイヌ伝統工芸展」に出展し奨励賞を受賞。
*令和2年度より株式会社平取町アイヌ文化振興公社

原田 祥吾

アイヌ工芸作家/平取町二風谷出身
二風谷に生まれ育ち、2008年より公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(*)の平取地域イオル再生事業職員としてアイヌ文化の伝承活動に従事。
二風谷民芸組合に所属し、若手作家としてアイヌ伝統工芸の作品制作に取り組む。 2020年に北海道が実施する「アイヌ工芸品などの販路拡大・担い手育成事業」にも参画。
*令和2年度より株式会社平取町アイヌ文化振興公社